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米国南東部の賃貸市場に減速の兆し

  • hayashi30
  • 4月25日
  • 読了時間: 2分

建設許可件数の減少で今後の供給が縮小へ

2024年までに歴史的な活況を見せた米国南東部の賃貸住宅市場ですが、建設許可件数(パーミット)の減少により、今後数年間の新規供給は鈍化する見込みです。これは、賃貸市場の動向にも大きく影響を与える可能性があると、RealPage社の最新分析が示しています。

過去最高の需要も、供給に陰り

  • 2025年第1四半期、南東部の賃貸住宅の需要は56,000ユニットに達し、過去最高を記録しました。

  • 2021年以降、全国的なトレンドと同様に需要は拡大し、2022年初頭には年間需要が40,000ユニットを超え、当時の最高水準に。

  • 2022年後半には一時的に転出超過となり需要が鈍化しましたが、2023年末には再び回復し、年間で24,000ユニットの需要が発生。

  • 2024年には再度40,000ユニットを超える需要が発生し、その勢いは2025年初頭まで続いています。

新築供給もピークを越え減少傾向

  • 2024年には約50,000ユニットの新規供給があり、これは前年に比べて22%増加する過去最高のペースでした。

  • しかし、2025年初頭から年間の新築供給数は減少に転じ、2026年にかけてさらに減少する見込みです。

パーミット(建設許可)の減少が今後の供給減を示唆

  • 建設許可件数は過去2年にわたり減少傾向が続いており、将来の供給縮小を示しています。

  • 2024年に南東部の主要7市場で発行されたパーミットはわずか24,000件強で、前年比25%減少

  • 2025年第1四半期には、過去4年間で最低の水準にまで落ち込みました。

今後の見通し

南東部の賃貸市場は、過去数年の急成長の反動として、今後は供給面での調整局面に入ると考えられます。これにより、賃料の上昇圧力や空室率の変動が起こる可能性があり、投資家にとっては市場動向の注意深い観察が必要となるでしょう。



 
 
 

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