全米でアパート供給が急増したエリアは? 〜過去5年で50%以上増えた8つの注目エリア〜
- hayashi30
- 4月11日
- 読了時間: 2分
アメリカでは近年、人口増加や雇用拡大を背景に、特定エリアでアパート(賃貸住宅)の供給が急拡大しています。不動産調査会社RealPageによると、2020年〜2024年の過去5年間で、アパート供給数が50%以上増加した大規模サブマーケット(都市圏内エリア)は全米で8つ存在することがわかりました。
特に注目すべきは、8エリア中5エリアがテキサス州に集中している点です。
■ 2020年〜2024年でアパート供給が50%以上増加した全米主要8エリア
順位 | エリア(州・都市名) | 2024年時点のアパート戸数 | 5年間の増加率 |
1位 | フェニックス(AZ)アボンデール/グッドイヤー/ウェストグレンデール | 32,641戸 | +116.7% |
2位 | テキサス州オースティン・イーストオースティン | 30,571戸 | +92.5% |
3位 | テキサス州ダラス・フリスコ | 38,670戸 | +69.9% |
4位 | テキサス州オースティン・ラウンドロック/ジョージタウン | 32,646戸 | +69.9% |
5位 | テキサス州ダラス・アレン/マッキニー | 41,342戸 | +67.3% |
6位 | テネシー州ナッシュビル・セントラル | 35,328戸 | +56.6% |
7位 | テキサス州ヒューストン・ケイティ | 30,748戸 | +52.1% |
8位 | コロラド州デンバー・ノースイーストデンバー | 32,182戸 | +51.7% |
■ 特徴① テキサス州の成長が圧倒的
・オースティンは5年で+33.3%という全米最速のアパート供給増加率・フリスコ(ダラス郊外)、アレン/マッキニー(ダラス郊外)は人口急増地域・ヒューストン郊外のケイティも注目エリア
■ 特徴② フェニックスは全米No.1の伸び率
・5年で+116.7%という驚異的な供給増加・マリコパ郡(フェニックス周辺)は全米屈指の人口増加エリア
■ 特徴③ その他の注目エリア
・ナッシュビル(テネシー州):中心部での供給拡大・デンバー(コロラド州):北東部での供給増加が目立つ

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